若者能


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若者能とは ・ ・ ・

コンセプトは、若者の、若者による、若者のための能です。昨年度、私たち大学生4人の手によって開催された、第二回若者能に引き続き、今年度も第三回若者能を開催します。それぞれの思いを胸に、伝統文化発信に挑戦します。
私たちは、「能」を訴えていくなかで、伝統を大切にする「守り」の意識を忘れずに、その中で「攻め」の志を持ち、常識を打ち破りたいと思っています。ホンモノの「能」を守るため、舞台は、現在修行中の若手能楽師の方にお願いしました。若々しい中にもホンモノの「能」をご覧いただけます。「攻め」として、無謀にも、企画、制作、広報等、大学生の手で行います。能楽堂に若者の空気を送り込みます。実行委員の改編を行った今、また一つ成長した若者能になるよう、再スタートを切ります。
一つだけお願いがあります。若者能では、頭で考えるのではなく、絵を眺めるような感覚、心で能を「感じて」下さい。今回の曲目は「八島(やしま)」です。有名な八島の合戦での源義経の戦いぶりを再現したお話です。しかし、能の本題は、ストーリーを追うだけではありません。舞台の中から一つでも、何かを感じ取っていただければ、と思います。今回の第三回若者能は、お正月の1月6日に開催です!お正月に行われる「謡初め(うたいぞめ)」という儀式にちなみ、テーマは「謡(うたい)」!謡とは、能の中で謡われるうたのこと。登場人物の台詞はもちろん、物語の中の情景描写や、登場人物の気持ちを代弁します。
そんな「謡」を切口として、今回も、若者能名物(?)体験コーナー“お能に挑戦!!”や、アフタートークなどを中心に若者能ならではの視点で、能の魅力をご紹介します!
新たな年のはじめ。気持ちも新たに、日本の伝統芸能にふれてみませんか?
「能なんてむずかしい!」、「どうせわからない!」などという堅苦しいイメージにとらわれず、たくさんのお友達・ご家族をお誘いあわせの上、どうぞお気軽にお越し下さい!

体験コーナー

今年の若者能では、ご来場いただいた方全員に、お能をもっと身近に感じていただくため、会場のお客様との一体型の体験コーナーを用意しています。普段はまったく触れることのない世界に、近づく場を提供いたします。
今回は開演時期がお正月という事で、お正月をお祝いする祝言三番の謡のワンフレーズを、会場全員で謡い、謡に籠める「気」を体験していただきます。

アフタートーク

公演終了後に補充講習として、希望者に能舞台に上がって「能面をかけてみる体験」も用意しています。面は能の精神でもあり、時代も古く大切なものなので、面をかける経験は非常に珍しく貴重なものといえます。



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杉並能楽堂
東京都杉並区和田1-55-9
TEL:03-3381-2208
■中野富士見町駅出口を出て左へ。 花屋角を右折して、約300m直進。 突き当たりを左折して左手。 (徒歩約7分程度)