演ずる者は皆能楽師の家に生まれ、幼少期から能楽の道を歩んでおり、修行中とはいえ、日頃は先輩方とさまざまの舞台を勤めています。今回は同年代の者ばかりで臨む初めての催しでした。
今回の若者能は、初めて、催しの企画から参加させていただきました。
いろいろなことに気を回さなくてはならず、とても大変でしたが、終わってみると、非常に充実していたな、というのが、感想です。 多くの方から、「新鮮な感じがした。」「若者ががんばることは、いいことだ! 今後も続けて欲しい」という嬉しい感想をいただきました。 来年は、少しカタチを変え、ボーイスカウトの枠に限らず、「ヤル気のある若者」の仲間を総動員して、なんとか実現できたらなぁ、と考えています。
(2004.9.03 文:塩津圭介 撮影:尾木司)