若者能
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第三回 若者能 a happy Noh year!
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曲目解説狂言(きょうげん)【柿山伏(かきやまぶし)】おいしそうな柿のなる木を見つけた旅行中の山伏が、登って柿を盗み食いしていると、そこへ柿の木の主人が現れます。怒った主人は、山伏をこらしめてやろうと、あるイタズラを思いつきます。舞台には、柿の木のセットどころか、床机(しょうぎ:能舞台で使われるイス)が1つ置かれているだけ。“見立てる”という狂言特有のおもしろさを実感してみてください! 能(のう) 【土蜘蛛(つちぐも)】名高き武士、源頼光(みなもとのらいこう)は、近ごろ謎の病にかかり弱っています。そんな頼光のもとへ、薬を持った胡蝶(こちょう)という女性と、怪しげな僧侶が現れます。名前を尋ねても名乗らないので不審に思っていると、僧侶は突然、頼光に向かってクモの糸を投げつけ、姿を消してしまいます。物音を聞いてかけつけた独武者(ひとりむしゃ)が、家来を連れて僧侶の跡を追うと、たどりついたところは、なんと…。ドラマチックで迫力満点 能舞台いっぱいに繰り広げられる、戦いのシーンがみどころです。数ある演目の中でも、特に明確なストーリー性をもつこの作品。テンポのよい場面展開をお楽しみください! |
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