若者能


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若者能とは ・ ・ ・

コンセプトは「若者の、若者による、若者のための能」。昨年度、私たち大学生4人の手によって開催された「第三回若者能」に引き続き、今年度も「第四回若者能」を開催します。 それぞれの思いを胸に、伝統文化発信に挑戦します。
私たちは「能」を訴えていくなかで、伝統を大切にする「守り」の意識を忘れずに、その中で「攻め」の志を持ち、常識を打ち破りたいと思っています。 今年も、ホンモノの「能」を守るため、舞台は、現在修行中の若手能楽師の方にお願いしました。若々しい中にもホンモノの「能」をご覧いただけます。 「攻め」として、無力ながらも、企画、制作、広報等を、大学生の手で行っています。能楽堂に若者の空気を送り込みます!
あくまで、大学生、にこだわり、昨年度までの実行委員が社会人になった今年度は、 新たに加わった大学生委員を中心に「若者能」そのものにも若者の空気を送り込み、再スタートを切りました。常に初心を忘れず、その中で確実な成長を目指します!

恒例となりますが、今年も一つだけお願いがあります。若者能では、頭で考えるのではなく、絵を眺めるような感覚、心で能を「感じて」下さい。 舞台を100人にご覧いただけば、100通りの舞台が存在します。皆さまの心の中にオリジナルな舞台を作り上げてください!

今回の曲目は「土蜘蛛(つちぐも)」です。源頼光の化け物退治をテーマとした曲目で、戦いのシーンがみどころです。能の中でも特に明確なストーリー性のある作品でもあります。 しかし、能の本題は、ストーリーを追うだけではありません。舞台の中から一つでも、何かを感じ取ることが、能の最大の魅力とも言えます。
また、今年は、「柿山伏(かきやまぶし)」という狂言もご覧いただくこととなりました。能よりも強いストーリー性を持つ中に、気迫、仕草、声色など、ストーリー以外の部分からも、 何かを訴えてくれることでしょう。

第四回若者能は、お正月の1月13日に開催です!
テーマは「装束(しょうぞく)」! 曲目「土蜘蛛」は、様々な立場、性別、身分の人物が、それぞれ様々な装束を身にまとって、登場します。その違いから、装束を通じて、能を感じてもらいたいと思います!

新たな年のはじめ。気持ちも新たに、日本の伝統芸能にふれてみませんか?
「能なんてむずかしい!」、「どうせわからない!」などという堅苦しいイメージにとらわれず、たくさんのお友達・ご家族をお誘いあわせの上、どうぞお気軽にお越し下さい!

アフタートーク開催

お能のことをもっと知りたい!という皆さまのために、今年も『アフタートーク』を開催いたします。(終演後約1時間を予定)
内容等、詳しくは随時更新していきます。



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十四世 喜多六平太 記念能楽堂
東京都品川区上大崎4-6-9
TEL:03-3491-8813
■香港園角曲がって、約400m(徒歩6分程度)